美味しいお米探検隊 | 200608

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お寿司にコシヒカリは・・・石川県産米の品種の話

 お寿司にコシヒカリを使うことは実はいろいろ言われていることがあるのです。
 ご家庭では、コシヒカリしか買っていないので、晩ご飯に合わせてお米の品種を変えることはできないのですが、外食店ともなると違ってきます。
 よく言われるのは、お寿司屋さんはササニシキがよく、コシヒカリは古米を使うということです。ご存じの通り、コシヒカリはモチモチとした品種なのでごはんに汁気を吸わせるのには他の品種がよいようです。

 以前、ある農業関係の県職員の方から、「能登ひかり」がお寿司にはよいと教えてもらったことがあります。その人から、美味しいお米だからとすすめられたので、金沢に転勤にいる間は能登ひかりを愛用していました。当時、私はアンチ・コシヒカリ派だったので、品種名をふせて、ご飯を食べて美味しいと思う順になるべるというテストを何度かやったのですが、いつもササニシキを選び、ご飯も固めに炊くのが好みでした。
 ただ、その能登ひかりは石川では落ち目の品種だというのです。その理由として良く聞くのは、中山間地域での生産に適している品種を平野部でも作ったので評判が悪くなったというのです。
 しかし、私に能登ひかりをすすめた人の話は、もっとぶっ飛んでいます。まだ、JAS法が厳しくなかったころなので、現在もそうだと決めつけないで、皆さんには聞いて欲しいのですが、能登ひかりはコシヒカリに混入させるのに向かないからダメだというのです。
 現在、どうかはわかりませんが、JAS法が厳しくなかったころには新潟産コシヒカリは生産量の何倍も流通していると言われていました。他品種の米をコシヒカリにブレンドして増量するというものです。
 石川県のコシヒカリ以外の品種のお米のなかでは、能登ひかりを混ぜるとコシヒカリの邪魔をする。でも、他の品種は全くコシヒカリの邪魔をしないと、その人は、あるお米の流通業者に言われたというのです。
 これが能登ひかりが伸びなかった原因とは思いたくはないですが、個性があるゆえに伸びなかったというのなら、何か能登ひかりが哀れな品種に思えてきます。 

どんな場所のお米が美味しいのか

 美味しいお米がとれる地域とは、1.昼夜の寒暖の差が大きいところ(山間部など)、2.新鮮な水で田んぼが良く入れ替わることです。2については、私が様々な人の経験則をまとめて表現しています。
 魚沼では「雪解け水が豊富です」と表現しています。
 尊保はまわりの山が低いの雪解け水とはいきませんが、周辺からの湧水がながれる沢から水を引くので、湧水が豊富がといえばよいでしょうか。
 私が「水の入れ替わり」と表現したのは、水はけのよい方がお米美味しいという主張を野々市の農業法人のホームページで見かけたからです。農業法人の社長さんの言葉では、「湿田より乾田のお米が美味しい」というものです。湿田は農家だって機械作業がしづらいので、乾田の方が美味しいなら、みんな丸くおさまります。
 しかし、平野部の乾田が多く、山間部は湿田が多いので、一般に言われるお米の美味しさと乾田湿田の分布は逆になります。
 乾田が美味しいという農業法人の社長さんも、湿田でも水をちゃんと入れ替える田んぼでは美味しいので、一概に言えないとも言っています。

 尊保の場合、傾斜地にあるので水の入れ替えは起こりやすい。コシヒカリが有名になる前の話なので今のはどうかわかりませんが、魚沼も湿田が多いと記述されている記事と石がゴロゴロという記事を同時に見たことがあります。湿田でも水が抜ける条件があるのかもしれません。
 そう考えると「棚田米」を買う人には、山間部の寒暖の差と水の入れ替えのいいとこ取りをすることができるのかもしれません。
 私は稲の生態を研究しているわけではないので、その辺はよくわかりませんが、魚沼が珍重されたり、尊保が周辺の集落でもあそこが美味しそうといわれる所以と合致するので、「きれいな水が良く入れ替わる」ところを私はお米の美味しいところか判断する基準にしています。

 皆さんのお米選びの参考になるかどうかわかりませんが、こだわる方は参考にして下さい。

来週、東京、大阪で 清流米のサンプルを配布します

来週、石川県農業総合研究センターより、下記のアンテナショップにお米が届き次第、サクラマスが産卵する清流のお米、尊保産コシヒカリ(3合)を東京と大阪の都心で配布します。
 生産者は、ホームページのコシヒカリ速報でご紹介している喜佐俊信さんです。
 
 アンテナショップに、ご来店いただいた方、計200人以上にプレゼントします。アンテナショップの場所、営業日時等は以下のリンクしたページに詳しく記載されています。

 なくなり次第です。
 石川県農業総合研究センターよりアンテナショップにお米が発送されましたら、また詳しい期日等を、このブログで紹介します。
 
東京の有楽町 有楽町能登ふるさと
http://furusato.dreamblog.jp/13/19/

大阪の西天満(北新地ちかく)ほっと石川なにわ館
http://www6.nsk.ne.jp/hot-ishi/sub1.htm

花壇をつくるムラ 尊保

尊保は小さな川の支流沿いの谷が1つの集落になっています。
そのため、集落に入る道は袋小路でそこで終わりです。他の周辺集落の人も集落内の道を通らないので、集落を通り過ぎることはありません。
 基本的に集落の人しか、通らない道なのに、集落の人たちは何らかの村おこしを考えて、丸太を利用した花壇が村の中に並んでいます。いつでも花がルような状態なので、熱心に管理されているようです。
 偶然、通りかかる人もいないところをきれいにするというのは、ものぐさな私は感心するばかりです。
 どんな花壇かはホームページに載せているので、見てください。

http://seiryuumai.web.fc2.com/sonbo/sonbo2.html

尊保のお祭りとアユ漁

尊保の谷口さんより、お祭りとアユ漁の写真が送られてきましたので、アップしました。

http://seiryuumai.web.fc2.com/sonbo/sonbomaturi.html060826_1636~01.jpg


あなたが知ることも、環境保全に協力しています

森尾です。
 我々の活動は一般の人から見ると米を売ることか、環境保護かよく分からないっことだと思います。
 これは、都市の人達には非常にちょっとしたことが環境保全になることを知ってもらいたい、農村の人達に環境保全に目を向けることで地域の活性化になることをしってもらうためにしています。

 都市の皆様が、水田生態系って何と疑問をもってもらうだけで、間違った環境への認識による生態系の破壊を防げます。
 実は農村は自然がいっぱいであるかのように思われますが、ほとんどが人の手が入って保たれている自然。田んぼがあること、山でキノコや燃料となるマキをとるなどの以前からあった人間の活動が生態系の一部を構成しています。

 農村のおばあちゃんがクマに襲われたなどの事件がニュースでます。これは自然を保護しなくなったからではなく、人間の手が山に入らなくなったことが原因であるといわれています。
 田んぼの場合も同じで、自然とのかかわりを絶ってしまうと、メダカがいなくなるなどの原因にもなるのです。日本の自然が前人未踏の原生林なら人間が近寄らない方がいいのですが、日本の自然は農村の人々の生活と共に形成されきたので事情がことなるのです。

 「うさぎ追いし、かの山・・・」のフレーズで始まる「ふるさと」という歌は誰も御存じですが、人間と自然とのかかわりを断絶すれば、この歌にでてくる風景は日本から無くなります。

 まず、知ってもらうことが環境保全になります。
これなら、どんな人でもできる環境保全です。

 よい環境のお米なら、生き物の存在が環境を保証してくれています。
 とりあえず、どんな味がするのかも、知ることの一つです。

 お米を買うにも、農家の人達に「蛍がいるから安心して食べれるよ」「きれいな水で育ったお米は美味しいね」と農家に返事を返せる場があればどうでしょう。
 農家の人達は、自分の住んでいる地域の環境が当たり前なので、特に価値を見いだしていないことはよくあります。そのため、人間と自然の断絶につながります。
 でも、都市の皆さんが環境保全を考えたお米を食べるのが嬉しいと伝えてもらうと、もっと農村の環境保全はかわるはずです。

 知る。食べる。お米を買う。感想を伝える。これなら、どこにいても誰でもできることです。ボランティアで棚田保全をする人ばかりが、環境保全に協力している人ではありません。
 自分に簡単にできる環境保護活動をはじめていただけると、私も非常に嬉しく感じます。

 

ヤンキース松井選手と石川県のお米

 石川県の皆さんには、ごく普通のことなのですが、石川県内のマスメディアではスポーツのニュースは石川県出身の選手がどうしたかということに注目して、その選手の所属しているチームが勝ったのかが後回しというのが、新聞でもテレビでもよくあるのです。

 私は昨年まで農業総合研究センターに出向していました。その間、そのようなニュースはよく見かけたのですが、ヤンキースの松井選手にいたっては、なおすごく。「松井 2試合連続ヒット無し」と地方新聞の1面のなかにでてくるのです。もちろん、それではトップ記事にはなりませんが、私から見ると、そんな時ぐらい、そっとしておいてあげればと思ってしまうのです。

 こんなことが、なぜお米と関係があるかというと、あまりに松井選手は県内で注目されすぎて、色んなところで名前が出てくるのです。
 私が石川県農業総合研究センター在職中に、石川県産米の販売促進のために松井選手にCMタレントになってもらえるよう県で対応できないのかと、県議会である県議さんから質問が出たのです。

 もちろん、財政逼迫の地方行政、何億もお金をかかるようなことはできません。また、税金の使い道としても考えるところがあるでしょう。私は、その時、ニュースに出るようにお米のプレゼントをすればいいなどのお金のかからない作戦を考えて、担当者にメールしたのですが、そこまで真剣に実現しなければならないような話ではなかったようです。

 ところが松井選手は愛郷精神の非常に強い人です。毎年、お正月に帰国すると県知事を訪問し、地元の人が集まる場にも顔を出します。そんな松井選手ですから、「私のパワーの源は石川県のお米です」とインタビューとかいってくれたようです。まさか、松井選手に県議会から陳情があったわけではないでしょうが、私もビックリでした。松井選手の地元の能美市には、パワーゴーゴーというお米があるようで、そのお陰でできたブランドかもしれません。

 結局、私としては作戦案を考えただけ骨折り損、私のアイディアはいつも奇抜に思われるようで県庁では実行されることはあまりありませんでした。
 
 ところが同じようなことを考える人が県内にもいるものです。今度は、松井選手ではなく、ローマ法王にお米を贈ったのだそうです。そんな人がお米を食べるのかと思ったのですが、石川県では話題でそこのお米の価格はうなぎ登りだそうです。
 なぜ、ローマ法王と聞いたところ、地名が「神子原(みこはら)」だから、最も神の子でありそうなローマ法王に贈ったようです。神子原は棚田のお米、尊保と同じように山の中でお米が美味しくなる条件があったのでしょう。評判は広がるばかりです。

 昨年、金沢でも尊保のお米を配布するアンケート調査をしたのですが、どうも尊保のお米を神子原のお米だと勘違いしていた人も結構いらしゃったようです。確かに、似たような環境のお米なので、そう思ったのかもしれませんが、同じ羽咋郡でも、だいぶ離れてます。尊保は羽咋郡の北東の端、輪島に近い方にあります。ホームページhttp://seiryuumai.web.fc2.com/でもチェックしてくださいね。


 

ホタル米よりサクラマス米

尊保集落は、1つの集落がまるごと山に囲まれた地形で周辺の集落との間も囲われているような地形になっています。
 そのため、きれいな水がふんだんに使えて、周辺集落の影響も受けにくい。昼夜の寒暖差も大きく、夏の夜はヒンヤリしています。それが、お米の味に反映するようで、お米が美味しいところです。
 農家の人たちも、一部、知り合いに送る程度の販売ですが、そのお客さんから「うちで買っている魚沼産より美味しい」といわれたとか、お米の自慢はよくききます。能登の山間部のなかでも、お米が美味しい場所です。

 だからこそ、生き物ブランド米として販売する実験では「ホタルがいる」という、一番多くありそうで、平地でも可能な保全対象の生物を出すのは勿体ないと考えていました。
 そこでサクラマス(ヤマメ)米として、サンプルを配布してアンケートを採ってみたのです。

 生き物ブランド米の存在は、知っている人も少ない。
 それでもホタルなら、かなり多くの人が水がきれいな場所に棲んでいるのかなと想像できるので、旧富来町の市街地にある直売所でもホタル米が人気商品になっています。ホタルなら都市近郊でもビオトープ作りなどと合わせて、復活させた地域もあります。

 だからといって、他の生き物だと地域のことについて、多くのことを知ってもらわないと、その価値は伝わりません。私なら、メダカは自分が幼少の頃住んでいた新興住宅地の近くで生活排水も入る水路で捕まえられたので、メダカ米なんてと思うのですが、アンケートの結果を見るとどうしても知っている生き物を選ぶ傾向が強く表れました。
 
 もっとも、かくいう私も富山のマスの寿司のマスがサクラマスだとも知らなかったくらいです。しかも、海から渓流に帰る前に捕まえれば、金沢市の市街地で釣りあげることも可能です。サクラマスがいるだけなら、街中でもよく、産卵場所にような渓流があることを伝えないとサクラマス米の方がホタル米より環境が良い場所で育ったみたいと思ってもらえません。

 生き物ブランド米には、鳥類の保全をうたうものもあります。宮城県では渡り鳥の保全のために冬場に田んぼに水を入れて、エサ場を確保する運動をしています。兵庫県の方なら、コウノトリの保全の話を聞かれた方もおられると思います。石川の場合、能登半島は佐渡島以外では最後までトキがいた場所として、トキの分散飼育に立候補しています。
 トキの仲間のサギなどは、田んぼの生き物を食べる動物、食物連鎖の頂点の方にたつ生き物なので、サギがいれば田んぼの生き物がいると、生態系保全の程度をみることはできます。これも、カエルやドジョウが田んぼにいるということで、尊保のような山間部でなければできない生物保全になりません。どちらかというと、サギは田んぼを荒らすと農家には嫌がれます。

 我々は棚田があるような場所の田んぼと生き物の保全を目指しています。
だから、ヤマメなど渓流魚の存在をアピールする実験をしています。サンプル配布でも、「こんなお米の売り方があるのか」と感想をもらしておられた方がいらっしゃいましたが、恐らくは生態系などの知識がある方や、渓流釣りなどで渓流魚のことをしっている方ではないかと思います。
 ヤマメのいる用水路から水を引くことの意味を多くの人たちに理解してもらうには、どうしたらいいか。まだまだ研究は道半ばです。

サクラマスのいる清流の米、さしあげます。

 お盆休みなので、お家におられない時期に案内が石川県農業総合研究センターから届いた方も、多いかと存じます。そのためか、
 まだまだ、無料配布のコシヒカリ3合は残っています。
  http://seiryuumai.web.fc2.com/main.html
 上のページの「お友達紹介」のコーナーからご応募下さい。
 たまたま、このブログを見られた方のご応募の歓迎します。

 紹介していただいたお友達も、8月20日よりサンプル配布の希望を受け付けます。お早めに応募してもらえれば、お友達も、お米がもらえるので是非、お友達にページを紹介して下さい。

インターネット普及率

私の研究自体が、地域の力で都市農村交流ができそうな方法を探ることなので、県外にいる私経由の尊保の情報発信になってしまうのはやむを得ないのですが、尊保の皆様からの電話や携帯メールに頼った情報収集をしている状態で、直接、ページに関わってもらうのが難しい状態です。
 それだけ、インターネット普及というのは、まだまだなようです。

 たとえば、尊保のある富来町(現在は合併して志賀町)で、研究に協力してもらうために町役場や農協にも、出向いたのですが、担当の方の名刺をいただいてもメールアドレスが記入されていることはないのです。
 県職員でも行政マンはよいのですが、普及員さんともなると、メールを送っただけではだめで、電話をしてメールを見てもらうようお願いする状態です。

 一つの小さな集落の情報発信となると、あまりお金のかかる方法は提案できません。また、お米のやり取りを通した遠距離交流となると、インターネットに頼らざるを得ません。
 私の最初の心配は、田んぼに生き物がいることを評価できるのは、田んぼの生き物を捕まえて遊んだ経験のある人、30代の私も新興住宅地育ちで、かろうじて経験があります。
 そうなると、インターネットを利用しない人、比較的年齢が高い人しか興味をもたないのではと不安を持っていました。しかし、よくよく調べてみると家庭でインターネットを利用する割合は2軒に1軒はあるとのこと、なんだそんなに普及しているじゃない。それなら、50,60代も大丈夫と思ったわけです。
 都市にいる人には、ネットの情報でもいけそうと、その情報をみて思ったのです。
 
 ところが、逆に発信する能登地方になると、本当に2軒に1軒でインターネットを利用しているとは思えないのです。おそらくは、私が調べたインターネット普及率の情報も都市を中心に調べられた結果なのかなと思います。
 もちろん、尊保のような田舎でもADSLを利用することは可能で、もはやどんなところもブロードバンドでいけるのです。ただ、利用する人となると難しいのです。
 尊保にもADSLを利用されているお家はあります。問題は農家のお父さん達が、ネットサーフィンをされてる姿は、どうも想像がつかない。私がやってみたことを集落の人に再現してもらうとなると、どんな方法がいいのか、また考えることが増えたこの頃です。
 
 

お詫び 

昨年のアンケートにご協力いただいた方の一部に精米が足りないお米のサンプルをお渡した可能性がございます。この場を借りて、お詫び申し上げます。
 アンケートに書いていただいた感想のなかに、そのように思われる意見がございました。

 試験場には農家から提供していただいた新米の玄米しか、なかったので古米などの混入は考えられません。しかし、最初に外部に精米を委託して、7分づきかという程度だったので、精米をし直した経緯がございます。精米し直さない段階で、試しに袋詰めしたサンプルが混入した可能性があります。
 同じ新米をお渡ししたのに、少し黄色いというのは、新米でも胚芽の部分が残っていたりしたためと思われます。対応が遅れましたことをあわせて、お詫び申し上げます。

 販売実験では、このようなことがないように注意いたします。
 特に、今回は自家用のための精米器を利用して、各農家に精米してもらいます。普段は、自家用にしか使っていないので、農家の人たちは自分の好みにあわせた精米で仕上げています。そのまま出荷されると、市販米なみに真っ白にする人もあれば、7分づきという人も出てくるので、事前に調整しておきたいと思います。

 農家から、自家精米した自家用のお米をそのままもらうと、白米だと思っても、結構、胚芽の部分が残っていることがあります。その時、一瞬、荒川静香さんのCMで話題の金芽米かと思ったのですが、同じ精米技術を使っているはずがありません。金芽米は精度良く胚芽残しつつ白米に近づける技術を開発しているようですが、農家の自家精米は精米器の性能もありますが、米ぬかになる部分を落とすのをどこでやめるかのさじ加減です。
 なお、微妙なさじ加減で生まれる金芽米に限らず、販売実験で精米の程度のご希望は受け付けられませんので、あしからずご了承下さい。 

お米を研ぐ(洗う)ときの感触

 米の味は微妙な差なのか、別にどこのお米でも一緒という人はいます。美味しいと感じることには、人による差があります。
私も、アンケートに回答したもらった人たちと同じく、この調査まで尊保のお米を食べていませんでした。食べてみると、やっぱり、あっちこっちで言われるだけのことは、あると思ったわけです。
 しかし、私の石川県内の知り合いは実家でお米を作っている人ばかりのせいか、私が今までにない美味しさを感じて驚喜するほどの状態をなかなか共感してくれないのです。
 最も、農家の人は自分お米が一番だと思っているし、石川県の人たちは普段から美味しいお米に慣れきっています。県外から来た私とはお米の味のスタンダードが違います。
 また、私は食いしん坊なので、尊保のお米をもらうと、もう妻には一切手出しをさせずに、お米に集中。伊賀焼きの炊飯用土鍋を取り出し、浄水器の水で丁寧にとぎ、自分の家で考えられる限りの贅沢な炊き方をしたせいかもしれません。
 「あなたが特別美味しく食べたからだ」といわれかもしれませんが、金沢のお米も、同じ条件で炊いて比較したのに・・・・と私は思ってしまいます。
 味の差はともかく、まだ、尊保のお米が違うこと気づいて欲しかった点があります。
 それは、「お米を研ぐときに、手に感じるヌカの感触が違う」ことです。なにかお肌に良い液にでもつけているというか、刺激が少ないだけなのか、何か違うのです。私は、お水のきれいさは、お米の色んなところに差が出ていると思います。
 こんなに、違うのにと私が思っていても、これはお米を研いだ人しか感じないもの。もっと、気づいてくれた人にはあえないのです。
 特に集落の人たちはいつも自分の家のお米を食べて、それが普通だと思っているので、他とは違うことには共感してくれません。
 あー誰も、共感してくれてないのかと思いきや、アンケートに「お米を研ぐときの感触から、違いを感じた」とのコメントがあって、「そうだよね、わかんない奴はお米の差に注意を払ってないだけだよね」「味を高く評価してくれた人はいっぱいいたけど、そこまで、わかってくれたのは、あなただけだよ」と、一人でうなずいておりました。
 また、新米予約の前に昨年産をサンプルとして配布しているので、今度は皆さんも、お米を研ぐときに注意してください。本当は、新米の時に感じて欲しかったけど・・・・
 
 

Extra

プロフィール

サクラマス

Author:サクラマス
農業水路の生物保全を目的に、能登半島にある尊保集落の協力を得て、地域情報の発信の実験をしていましたが、研究期間が終了のため、仕事ではなく、趣味での美味しいものの情報を載せるぐらいにします。

 ながらくお世話になりました。
 頃合いはみて閉じる予定です。

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