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今年は講演の依頼が殺到して、6月以降は断っているのですが、1つうけました。産地振興に対して協議するものであり、熱心な依頼だったので引き受けたのは良いのですが、これまたなんと、瀬戸内海の島、しかも、本州とはまだ陸続きにはなっていない場所でした。
広島県の大崎下島に行くことになったのですが、このあたりは本当にミカンの島、離れ小島なんか、島まるごとみかん園、もちろん、舟で農家は作業に行くという世界。
国産レモンの古い産地でもあるという。
国産強力粉にならびお菓子作りが好きな人が欲しがりそうなアイテム、資源はあるではないか。
石垣を組んでいたりするから、風景のミカン園はさながら海上要塞。ミカン狩りに行くだけでも、すごい旅行。
逆に最近は果実泥棒は頻発しているから、この地の利を生かし、離島のみかん園主連合で、農産物泥棒どもに挑戦状でも出したらどうかと、いいたくなる。
白兵戦なら、絶対、島の守りは強いぞ!
傾斜地でみかん園の作業をして、小舟で海を行き来するミカン農家のじいちゃんたちは、海上戦でも地上戦でも強そうだ。
条件不利地域の振興策というのは、都会からみた非現実的なところこそが資源。行政が助けてくれて当たり前だと思っている地域を救うのは、どんなに資源があっても難しい。
条件不利地域ばかり回っていると、私のやることも、行政がやってることで、だからお金をくれるものだと思われていることもあります。さすがに救う必要があるのか、こんな地域をと疑問に思うことも正直あります。
能登半島に続いて、厳しいところに参りますが、まだ、住民の意識が死んでいないことを信じて、奮闘してみます。
広島県の大崎下島に行くことになったのですが、このあたりは本当にミカンの島、離れ小島なんか、島まるごとみかん園、もちろん、舟で農家は作業に行くという世界。
国産レモンの古い産地でもあるという。
国産強力粉にならびお菓子作りが好きな人が欲しがりそうなアイテム、資源はあるではないか。
石垣を組んでいたりするから、風景のミカン園はさながら海上要塞。ミカン狩りに行くだけでも、すごい旅行。
逆に最近は果実泥棒は頻発しているから、この地の利を生かし、離島のみかん園主連合で、農産物泥棒どもに挑戦状でも出したらどうかと、いいたくなる。
白兵戦なら、絶対、島の守りは強いぞ!
傾斜地でみかん園の作業をして、小舟で海を行き来するミカン農家のじいちゃんたちは、海上戦でも地上戦でも強そうだ。
条件不利地域の振興策というのは、都会からみた非現実的なところこそが資源。行政が助けてくれて当たり前だと思っている地域を救うのは、どんなに資源があっても難しい。
条件不利地域ばかり回っていると、私のやることも、行政がやってることで、だからお金をくれるものだと思われていることもあります。さすがに救う必要があるのか、こんな地域をと疑問に思うことも正直あります。
能登半島に続いて、厳しいところに参りますが、まだ、住民の意識が死んでいないことを信じて、奮闘してみます。
美味しいお米からなくなるかもしれない
産地を指定して美味しいお米を確保するということは、無駄ではありませんが、買う方はともかく、売る方が産地の名前だけ売れることを夢見ても、無意味です。
今、新潟産というより魚沼産と地域をさらに細かく限定するようになってきたのは、平野も山間部も新潟なら美味しいと消費者も思わなくなってきたせいでしょう。
実際に新潟というだけで、富山や石川より米価は高いのですが、私は農業法人なり生産者の顔が見える流通が大きくなれば、地域名だけの価格差はバブルのようにはじけると考えています。
私は、最上流だから水のきれいなとところだと、地域を限定してお米を売る実験をしていますが、この実験のあと、地域の人が何もしなければ、白米5kg2800円に送料700円つけて売ることはなくなります。
玄米30kgが手数料を引かれたら7000円になるかならないか(ふつうに農協へ)の販売だけです。
もちろん、尊保という地域は存在し、住民や自然条件はご紹介する
とおりです。でも、来年からは、私はいません。地域の人たちが面倒だから、ホームページもやめれば、せいぜい、農家個人とのつきあいで買う人が残るだけです。親戚のように電話しあう関係でもないと長続きはしないでしょう。
何が問題かというと、親戚の農家なら何となく買うことはある。個人的なつきあいに発展しているお客様は残る。
それ以外は、売る側が「私のお米はこんな風に作っているから、安心です。美味しいんです。私はこの方法で作ったお米をお売りすることを約束します」と主張し、自らが確実にお客様に届ける方法を確保し続けることが必要なのです。
私が尊保のお米が美味しいとしきりにいっていますが、その裏というより、富来川本流の上流は、私が言う地理的条件は同じだから、尊保のようにお米が美味しい集落のはずなのです。しかし、実際は耕作放棄地だらけになってきています。
お米の美味しいところから、水田が消えつつあるのといっても、そんなにおかしくはないのです。
いろんな意味で残念なことばかり、お米の産地では起こっているのです。
http://seiryuumai.web.fc2.com/syusi.html
今、新潟産というより魚沼産と地域をさらに細かく限定するようになってきたのは、平野も山間部も新潟なら美味しいと消費者も思わなくなってきたせいでしょう。
実際に新潟というだけで、富山や石川より米価は高いのですが、私は農業法人なり生産者の顔が見える流通が大きくなれば、地域名だけの価格差はバブルのようにはじけると考えています。
私は、最上流だから水のきれいなとところだと、地域を限定してお米を売る実験をしていますが、この実験のあと、地域の人が何もしなければ、白米5kg2800円に送料700円つけて売ることはなくなります。
玄米30kgが手数料を引かれたら7000円になるかならないか(ふつうに農協へ)の販売だけです。
もちろん、尊保という地域は存在し、住民や自然条件はご紹介する
とおりです。でも、来年からは、私はいません。地域の人たちが面倒だから、ホームページもやめれば、せいぜい、農家個人とのつきあいで買う人が残るだけです。親戚のように電話しあう関係でもないと長続きはしないでしょう。
何が問題かというと、親戚の農家なら何となく買うことはある。個人的なつきあいに発展しているお客様は残る。
それ以外は、売る側が「私のお米はこんな風に作っているから、安心です。美味しいんです。私はこの方法で作ったお米をお売りすることを約束します」と主張し、自らが確実にお客様に届ける方法を確保し続けることが必要なのです。
私が尊保のお米が美味しいとしきりにいっていますが、その裏というより、富来川本流の上流は、私が言う地理的条件は同じだから、尊保のようにお米が美味しい集落のはずなのです。しかし、実際は耕作放棄地だらけになってきています。
お米の美味しいところから、水田が消えつつあるのといっても、そんなにおかしくはないのです。
いろんな意味で残念なことばかり、お米の産地では起こっているのです。
http://seiryuumai.web.fc2.com/syusi.html
おいしいお米の秘密
![]() | 日本一おいしい米の秘密 大坪 研一、食味研究会 他 (2006/09) 講談社 この商品の詳細を見る |
私と同じ法人に勤めているけど、別の研究所なので見ず知らずの大坪研一さんの本を紹介します。
なぜ、見ず知らずの人の本を紹介するかというと、今まで、このブログでおいしいお米について、いろいろ記事をアップしてきました。
どこのお米が美味しいか、水はきれいで味は決まるのとか、話の元が農家や地域の普及員から聞いたことなどで、経験則的なことをかいているだけです。だから、自称食通の信用性のない話などと思われたくないので、ちゃんと他でもいわれているよということを紹介します。
「能登ひかり、おいしい」、大坪さんは能登のことより白山の方の山間部について詳しく、書いてますが水が豊富な中山間地域のお米がおいしいこと紹介しています。
正直、申しまして、この販売実験の企画、農家にネットに登場してもらうことにも失敗して、米の味だけが頼りの状態。
サンプル配って、これなら魚沼コシなんか買わずに、これにしようと思った人だけが買ったという状態。
もう人手不足で、私も石川県の試験場も販売促進活動あきらめたので、宣伝活動はこのブログだけ!
そこで、「尊保みたいなところは美味しいんだってば」と、どこかの先生も言ってますよと、安易に本の紹介しました。
著者の大坪先生、勝手に書評めいたこと書いてしまいました。ごめんなさい。しかも、湧水のお米、石川県のところしか読まないで、書いてます。
能登のことも紹介しているというだけで、紹介してしまいました。
ちゃんと、良い本かどうかは、まだ判断できるほど見てません。
白旗あげます。
http://seiryuumai.web.fc2.com/yoyaku/nouyaku.html
特別栽培米の認証などの基準について
農薬の散布回数などの数え方は、成分の内容までわかる人でないと正確に数えられないものでした。
しかも、慣行(普通)の基準は県で定めているもので、県全体で広い範囲の基準というだけでなく、実際の農家の間での実情として、一般的だという比較対象として、どうなのかは専門家からは疑問だということでした。
しかたがないので、評価やコメントはせず、単純に栽培履歴を載せる方向で対応することにします。
今までのブログの内容でも、誤解のありそう部分は修正しました。
1回だけの散布でも、何種類もの薬品の混合物の場合、種類の数だけカウントするそうです。
特別栽培米の認証などの基準について
農薬の散布回数などの数え方は、成分の内容までわかる人でないと正確に数えられないものでした。
しかも、慣行(普通)の基準は県で定めているもので、県全体で広い範囲の基準というだけでなく、実際の農家の間での実情として、一般的だという比較対象として、どうなのかは専門家からは疑問だということでした。
しかたがないので、評価やコメントはせず、単純に栽培履歴を載せる方向で対応することにします。
今までのブログの内容でも、誤解のありそう部分は修正しました。
1回だけの散布でも、何種類もの薬品の混合物の場合、種類の数だけカウントするそうです。
ヒメイワダレソウ
ヤマメ・カジカの調査
農業関係者への最近の怒り
最近は講演依頼を断るばかりですが、引き受けてみると、「共同選果、共同販売で具体的な成功事例をあげて講演してください」と、いわれます。
私は無名の研究者なので、私を推薦する一部の人しか、大量生産主義をたたく研究者だと知らないで依頼が来て、こんなことがおこります。
私の講演のテーマは「あなたが変わらないとダメ」、「自分で責任取らない奴にブランド無し」、「たくさん作りたがる奴ほど儲からない」と、こんな感じです。
だから、無理です。共同選果、共同販売は、広い地域のなかで誰が作ったかは全くお構いなし、農家は生産に集中して大量生産を狙おうとするもの。つまり、消費者にとっては、大量生産の大衆品。この手のものを生産しての成功事例は、国際的にも価格競争で勝てる事例になります。
しかも、さらに裏があって、スーパーとかに個別に対応するのがイヤですというのが見えてとれる。消費者やスーパーの相手をするのはイヤなのです。
海外諸国の対日青果物輸出を事例にお話しすればよろしいのでしょうかと、毎回、皮肉タップリに言い返したくなります。こういわれる度に腹立たしく思います。
こんな産地の講演には、いつも怒り爆発、今まで通りで、儲かることはありえません!儲からないのは、みんなお前らの責任だよ。行政や消費者のせいにするなと、いいたいこと言って帰ってきます。
作っている人も、売っている人も、何の保証する気のないものなど、何で高く買わなきゃいけないの。
大量生産で、皆さんに十分に行き渡るように生産していますので、少々割高なのはご勘弁下さいと言われて、誰が納得するのか。
「全国展開するぐらい大規模にしたので値上げします。ユニクロ」
他産業で考えると、すごくおかしい。
そんな農業、儲からないのは当たり前です。
私は無名の研究者なので、私を推薦する一部の人しか、大量生産主義をたたく研究者だと知らないで依頼が来て、こんなことがおこります。
私の講演のテーマは「あなたが変わらないとダメ」、「自分で責任取らない奴にブランド無し」、「たくさん作りたがる奴ほど儲からない」と、こんな感じです。
だから、無理です。共同選果、共同販売は、広い地域のなかで誰が作ったかは全くお構いなし、農家は生産に集中して大量生産を狙おうとするもの。つまり、消費者にとっては、大量生産の大衆品。この手のものを生産しての成功事例は、国際的にも価格競争で勝てる事例になります。
しかも、さらに裏があって、スーパーとかに個別に対応するのがイヤですというのが見えてとれる。消費者やスーパーの相手をするのはイヤなのです。
海外諸国の対日青果物輸出を事例にお話しすればよろしいのでしょうかと、毎回、皮肉タップリに言い返したくなります。こういわれる度に腹立たしく思います。
こんな産地の講演には、いつも怒り爆発、今まで通りで、儲かることはありえません!儲からないのは、みんなお前らの責任だよ。行政や消費者のせいにするなと、いいたいこと言って帰ってきます。
作っている人も、売っている人も、何の保証する気のないものなど、何で高く買わなきゃいけないの。
大量生産で、皆さんに十分に行き渡るように生産していますので、少々割高なのはご勘弁下さいと言われて、誰が納得するのか。
「全国展開するぐらい大規模にしたので値上げします。ユニクロ」
他産業で考えると、すごくおかしい。
そんな農業、儲からないのは当たり前です。
もう穂が出そうだよ
都市近郊のホタル 埼玉で見られますよ

尊保周辺だと、ホタルぐらいいるのが当たり前のようで、どちらかというと何も保全してやる必要性がわからないと言われることが多く、その陰で多くの絶滅危惧種が生まれているという現状にあります。
確かに、田舎は自然の力が強く、尊保で水路などの工事をした後にもホタルは自然に戻ってきたのです。
しかし、大都市の近郊ともなるとそうもいかないようです。
都市に近いところでも農地は残っていたりしますし、どちらかというと水路はそのまま市街地を流れていたりします。逆に農業外に利用されることが多いこともあります。
そこまで行くと、待っているだけではホタルは現れません。同じ水系に棲んでいるというより、生き残ったホタルを人工的に飼育して増やして、かつ、自然に戻す前に、暮らせる環境を作ってやらないといけないのです。
写真は、埼玉県でホタルがこの場所なら一年中暮らせるようにと、スロープのあたり、水路の中のプランターみたいな塀など、全てホタルが生きていくための工夫です。
ここの水路は、冬場は水が流れないので、冬を過ごす水辺を確保するための工夫がしてあるそうです。
現在では、環境への規制は厳しいですから、水質よりも、水路の構造の方が問題であるのです。
ただひとつ、残念ことに、ブラックバス、ブルーギルを放している人がいるようでした。こうした自然再生や保全活動をしている人たちの妨害になるだけでなく、外来生物の放流は犯罪です。
住民参加の本当の意味
都市では、隣近所の問題も自分たちで解決ができないから、市役所の対応する仕事が増えるということが起こっていると聞きます。考えてみれば、私も周りのことに自分の時間を割くのは、つらく、自治会などの活動に参加するのもなかなか難しい。しかも町内会は参加が任意!
しかし、農村ともなると、この自治会などでやる内容は幅広いだけでなく、止まりだすと生活環境に大きな影響を与えるものです。
私は、3年間、金沢市に住んでいて都市部にいる人も田舎にいる人みたいだと思う一方、能登の農村部に行って都会の人みたいだと思うことがあります。
その原因は人との関係、「道ばたでクシャミしたことまで他人が知っている」というような人との関係が金沢市内や職場でもある反面、仕事が忙しいから地域の維持には知らないふりか、行政に押しつけという態度、これも金沢市内でも、能登の農村でも共通なのです。
もちろん、農村で自治会の機能が落ちいてるところになると、生活がかなり大変ですから、そんなところばかりではありません。ただし、農業に対する政策的な支援がある分、農村の方が行政が何でもやってくれると思う傾向は強いかもしれません。
この思いこみは大きな悲劇を生みます。
行政のすることだから、住民は自分では何も考えないで不平を言うだけか、無関心になるのです。
行政は、地域住民ではなく、他地域との平等を重視するので、画一的な行政サービスが進んでいきます。
当然、サービスが合わない地域もたくさん出ます。
行政もアンケートで皆さんの要望があったといいますが、後で文句いわれないための言い訳用アンケートです。
実際に、実行するアイデアも行政サービスの中で決められます。
考えないから、どんな結果を生むか想像力を働かせられる人が少なくなります。知らないうちに、あらぬ方向に進んでしまう。
地域外の人が、結果だけニュースでみると、夕張市などの問題は、どうすればあそこまで無茶なことができるのか理解できないことはたくさんあると思います。
でも、その背景には、地方が国にお任せ、住民自身が行政にお任せと、みんな、みんな他人任せしてきたツケが、回ってきたという一面があるのです。
しかし、農村ともなると、この自治会などでやる内容は幅広いだけでなく、止まりだすと生活環境に大きな影響を与えるものです。
私は、3年間、金沢市に住んでいて都市部にいる人も田舎にいる人みたいだと思う一方、能登の農村部に行って都会の人みたいだと思うことがあります。
その原因は人との関係、「道ばたでクシャミしたことまで他人が知っている」というような人との関係が金沢市内や職場でもある反面、仕事が忙しいから地域の維持には知らないふりか、行政に押しつけという態度、これも金沢市内でも、能登の農村でも共通なのです。
もちろん、農村で自治会の機能が落ちいてるところになると、生活がかなり大変ですから、そんなところばかりではありません。ただし、農業に対する政策的な支援がある分、農村の方が行政が何でもやってくれると思う傾向は強いかもしれません。
この思いこみは大きな悲劇を生みます。
行政のすることだから、住民は自分では何も考えないで不平を言うだけか、無関心になるのです。
行政は、地域住民ではなく、他地域との平等を重視するので、画一的な行政サービスが進んでいきます。
当然、サービスが合わない地域もたくさん出ます。
行政もアンケートで皆さんの要望があったといいますが、後で文句いわれないための言い訳用アンケートです。
実際に、実行するアイデアも行政サービスの中で決められます。
考えないから、どんな結果を生むか想像力を働かせられる人が少なくなります。知らないうちに、あらぬ方向に進んでしまう。
地域外の人が、結果だけニュースでみると、夕張市などの問題は、どうすればあそこまで無茶なことができるのか理解できないことはたくさんあると思います。
でも、その背景には、地方が国にお任せ、住民自身が行政にお任せと、みんな、みんな他人任せしてきたツケが、回ってきたという一面があるのです。
基盤整備は農地と農村の延命治療なのか?
人間の延命治療って必要なのかと、尊厳死を希望する人もいると聞きます。すぐに死ぬことに変わらないのだから、延命だけしても、無駄という論理でしょう。
同様に、中山間地域の田んぼ・水路についても、基盤整備で効率化したことを延命策と書かれている新聞の記事を最近見ました。
過疎化、高齢化が進んでいても、今だけは、基盤整備をすれば耕作放棄地にせずには済みます。しかし、高齢化に合わせて、担い手が減るのは同じなので、結局、過疎化はくい止められず、耕作放棄地になる。だから、延命策というのです。
技術が進んできたので、生産基盤を効率化しても、工事後何年かすれば生き物たちのいる田んぼに戻るようなことはできるようになりました。私の研究は生物保全型水路を導入させる促進役になれるかと思ってやってきたわけです。もちろん、基盤整備を延命策で終わらせないためです。
しかし、正直に申して、様々なところから、あまり歓迎されない活動でもあるのです。ひょっとして「このまま静かに死なせてください」という地域に無理矢理、人工呼吸器をつけようとしているだけなのか、新聞記事を見て不安になりました。
同様に、中山間地域の田んぼ・水路についても、基盤整備で効率化したことを延命策と書かれている新聞の記事を最近見ました。
過疎化、高齢化が進んでいても、今だけは、基盤整備をすれば耕作放棄地にせずには済みます。しかし、高齢化に合わせて、担い手が減るのは同じなので、結局、過疎化はくい止められず、耕作放棄地になる。だから、延命策というのです。
技術が進んできたので、生産基盤を効率化しても、工事後何年かすれば生き物たちのいる田んぼに戻るようなことはできるようになりました。私の研究は生物保全型水路を導入させる促進役になれるかと思ってやってきたわけです。もちろん、基盤整備を延命策で終わらせないためです。
しかし、正直に申して、様々なところから、あまり歓迎されない活動でもあるのです。ひょっとして「このまま静かに死なせてください」という地域に無理矢理、人工呼吸器をつけようとしているだけなのか、新聞記事を見て不安になりました。
生き物ブランド米についてのアンケートにご協力お願いします
食品表示あれこれ
最近、食品表示に対する問題が頻繁にニュースに出ています。
偽装については、明らかに悪意があることなので論外ですが、商品名の問題はいろいろ考えさせられます。
昨日の新聞には、「丸大豆醤油」原料大豆がまるまる100%ならOKとでていました。確かに消費者として、違うなら表現が変わるだろうと思います。
先日のコメ表示、一度、農協にお米を運ぶようでは農家から直接というのに反するから、未検査米として出荷すると申しました。
その結果、「清流米・夢の里」は商品名だから良いとして、「能登半島尊保産コシヒカリ」と表示できなくなります。ホームページやチラシなどで、誤解を受けないように、詳細に言葉を選んで説明する必要があります。
「丸大豆醤油」の話を聞くと、次は「清流米」もおかしいと言われないかと心配になります。集落の用水全体が最上流から取水して、ヤマメがアユが泳いでいる川に排出している。清流に間違いないだろうと、今のところは良いでしょうが、特別栽培とかおなじように認証が必要で水質検査を受けてからでないとダメとかいわれると、「生き物ブランド米」で認証に変わる安心を考えた意味がなくなってしまう。
あー、きっとそのうち、棚田米とかも、県で保全対象棚田に指定された水田で生産されたものでないと名乗ってはいけませんとか、ホタル米も生息密度が10m四方あたり何匹以上とか、いわれるのかと疑い出したくなることもあります。だって、今のところ、「ホタルは数えるのが面倒なくらいいます」という感じですから。
もちろん、こんな心配をしないといけないのは、売る側にも責任があるのです。
私が農業関係者を見ていて感じるのは、これまでの常識として、買い手に情報を秘匿する方が良いとの思いこみがあったり、説明する必要性を感じなかったり、説明しようと思っても消費者の知らないことが何なのか理解できなかったり、する傾向があります。しかし、現在の消費者は、情報公開している企業を信頼する傾向があります。双方の間の溝が深いのです。
ただ、情報公開しても、たくさんの情報をみたいというお客さまにしか意味がなく、情報公開だと思う私がチラシを作っても、字が多いといわれます。
でも、私は尊保がどんなところか、もっともっと知って欲しい。
ということで、字ばかりのホームページやブログを毎度、続けておりますがおゆるしください。
偽装については、明らかに悪意があることなので論外ですが、商品名の問題はいろいろ考えさせられます。
昨日の新聞には、「丸大豆醤油」原料大豆がまるまる100%ならOKとでていました。確かに消費者として、違うなら表現が変わるだろうと思います。
先日のコメ表示、一度、農協にお米を運ぶようでは農家から直接というのに反するから、未検査米として出荷すると申しました。
その結果、「清流米・夢の里」は商品名だから良いとして、「能登半島尊保産コシヒカリ」と表示できなくなります。ホームページやチラシなどで、誤解を受けないように、詳細に言葉を選んで説明する必要があります。
「丸大豆醤油」の話を聞くと、次は「清流米」もおかしいと言われないかと心配になります。集落の用水全体が最上流から取水して、ヤマメがアユが泳いでいる川に排出している。清流に間違いないだろうと、今のところは良いでしょうが、特別栽培とかおなじように認証が必要で水質検査を受けてからでないとダメとかいわれると、「生き物ブランド米」で認証に変わる安心を考えた意味がなくなってしまう。
あー、きっとそのうち、棚田米とかも、県で保全対象棚田に指定された水田で生産されたものでないと名乗ってはいけませんとか、ホタル米も生息密度が10m四方あたり何匹以上とか、いわれるのかと疑い出したくなることもあります。だって、今のところ、「ホタルは数えるのが面倒なくらいいます」という感じですから。
もちろん、こんな心配をしないといけないのは、売る側にも責任があるのです。
私が農業関係者を見ていて感じるのは、これまでの常識として、買い手に情報を秘匿する方が良いとの思いこみがあったり、説明する必要性を感じなかったり、説明しようと思っても消費者の知らないことが何なのか理解できなかったり、する傾向があります。しかし、現在の消費者は、情報公開している企業を信頼する傾向があります。双方の間の溝が深いのです。
ただ、情報公開しても、たくさんの情報をみたいというお客さまにしか意味がなく、情報公開だと思う私がチラシを作っても、字が多いといわれます。
でも、私は尊保がどんなところか、もっともっと知って欲しい。
ということで、字ばかりのホームページやブログを毎度、続けておりますがおゆるしください。
お米屋さんに関する法律
先日、予約の案内とともに「特定商取引法に関する法律に基づく表示」をアップしました。
そのなかで、「お米の販売業者の免許は?」と思われた方は、おられないでしょうか。
最近は、どのスーパーでも、場合によってはコンビニでもお米を並べています。それは、お米の販売は免許制ではなく、届出制になったからです。
また、今回はJA志賀さんは代金回収の窓口になってもらっていることもありますが、お米が届いた後のこと対応から、米袋には喜佐さんを販売者ということにすると申しております。
農家は、庭先で売ったり、知り合いに販売するのはわずかな量、わざわざ届出しているのかといえば、NOです。
それというのも、精米で20t以上でなければ届出は不要だからです。
10aあたり8俵のお米がとれたとすると、480kg。計算しやすいように仮に0.5tが10aでとれたとしましょう。20tの収穫には400a(4ha)必要です。尊保の農家なら4戸以上が全量販売しないと届きません。
この実験では、東京で配布したサンプルは400ほど、サンプルを食べた全員が注文したって、そんな量にはなりません。
中山間地域では比較的規模の大きい農家が全て自分で売るのでなければ届出不要になります。だから、ご近所の農家が皆さんに直接、お米を気軽に売ってくれたりもするのです。
ただし、これを越えているのがわかると、行政の検査が入り、罰金50万円だそうです。
そういえば、農家直販や農協が政府に出荷しない米は昔はヤミ米などと言われていたことを考えると、こんな企画を農協の協力を得ながらできるとは不思議なものです。
そのなかで、「お米の販売業者の免許は?」と思われた方は、おられないでしょうか。
最近は、どのスーパーでも、場合によってはコンビニでもお米を並べています。それは、お米の販売は免許制ではなく、届出制になったからです。
また、今回はJA志賀さんは代金回収の窓口になってもらっていることもありますが、お米が届いた後のこと対応から、米袋には喜佐さんを販売者ということにすると申しております。
農家は、庭先で売ったり、知り合いに販売するのはわずかな量、わざわざ届出しているのかといえば、NOです。
それというのも、精米で20t以上でなければ届出は不要だからです。
10aあたり8俵のお米がとれたとすると、480kg。計算しやすいように仮に0.5tが10aでとれたとしましょう。20tの収穫には400a(4ha)必要です。尊保の農家なら4戸以上が全量販売しないと届きません。
この実験では、東京で配布したサンプルは400ほど、サンプルを食べた全員が注文したって、そんな量にはなりません。
中山間地域では比較的規模の大きい農家が全て自分で売るのでなければ届出不要になります。だから、ご近所の農家が皆さんに直接、お米を気軽に売ってくれたりもするのです。
ただし、これを越えているのがわかると、行政の検査が入り、罰金50万円だそうです。
そういえば、農家直販や農協が政府に出荷しない米は昔はヤミ米などと言われていたことを考えると、こんな企画を農協の協力を得ながらできるとは不思議なものです。











